前置き
9月3日のLegacy Super Qualifier でTop4になり、11月のチャンピオンズカップファイナルの権利を獲得できました。
初めて競技イベントに参加した感想や自分のことについて語っていこうかなと。
mtg自体は高1くらいから(確かドミナリア?)プレイしていましたが、競技シーンに興味をもったのは1年ほど前です。紙の競技イベントに取り組んだのは今回が初めてで、それまではMOで少しPTQ等に参加するだけでした。
予選巡り開始
予選自体は7月から始まっていましたが色々あり最初のほうは出れず。
7月24日晴れる屋名古屋店プレミアム予選
使用したデッキはプレミアム予選を抜けたokrnさんが使った氷型のイゼットフェニックス(微変更有)。
当時フェニックスを回していて帳簿裂きを全く強く感じられなかった自分にとっては救いの光のように思えた。
ちなみにこの時、これから始まる予選を抜けることができるか、本当に帳簿裂きを使わなくても大丈夫か不安でokrnさんにDMした。
突然のメンヘラみたいなDMにも丁寧に返信してくれた、その他にも色々とおしゃべりをし熱意を受け取った、本当にありがたい。
しかし意志を継いで出た大会は4-1からの4-2で目無しに。2-0ラインでたつうみさんとのミラーでありえないプレミをして1敗。MOではこんなミスをしなかっただろうと脳内で叫んだ。
完全に言い訳だが紙のマジックは大変だった、マウスひとつで操作できないから。
その後4-1までいくも白単人間に5分で負け、4000円を失いこの日は終了、学生の4000円はでかい、なんなんだこのゲームは。
負けたもののオンライン上で知り合いだった相手と会うことができた、紙の予選は色々な人と関わるきっかけになって良かった、大変だけど。
8月1日 Legacy Showcase
最近全くレガシーを触っていなかったが運良くShowcase Challengeを抜けてしまう。
実はこの日店舗予選を寝坊して出れなかった、その埋め合わせかもしれない。
今のレガシーはデルバーが最強のフォーマットだ。矛盾しているが、ミラーマッチは運ゲーだと思いつつも自信があった。
次のShowcase Qualifierを抜ければPTの権利がもらえたが不運にも0-2で終わってしまう。
8月6日 寝坊
大阪であるプレミアム予選に予約していたが寝坊してしまう、おい!
参加費は後払いだったのでよかったものの同日に大阪であった店舗予選の参加もできなくなる、まず昼夜逆転を直そう。
8月中頃 石川帰省 店舗予選2回
石川に帰省。
1回目の店舗予選はトスをもらいつつSEに上がるも1没。
突然ありえないくらいデッキが回らなくなって暴れそうだった。
その後友人がリビングエンドでサイクリングが無い手札をキープしたのに勝利し権利獲得。なんでこんなやつが権利を取れて俺が取れなかったんだと思ったがしょうがない、こういうこともある。
2回目の店舗予選はSEに上がることもなく速攻で終了、もうしばらくフェニックスは使わないと心に誓う。
8月20日 BMO横浜 サイドイベントプレミアム予選
フェニックスを捨てて次に使うデッキを考えていたところ、知り合いから緑単を借りれることになった、感謝。
しかし結果は3-2。最初に緑単ミラーで負けたことが悔やまれるが、緑単を使っている以上覚悟しなければならない。
この日はotakkunに初めて会った。自分と似たようなMOの取り組み方をしているのでなんとなく前々から仲間意識があったし好きなプレイヤーだった。めちゃくちゃ瘦せていて心配になった、もっと食べな。
横浜まで来て何も得られなかったが楽しかったので良しと自分を騙しながらバスに乗った。
8月27日 晴れる屋大阪店プレミアム予選
緑単で引き続き参加、デッキ選択は後悔していない。
3-0から黒田さんに負け、その後4-1で赤単を踏み目無しに。
一応最後までやったが5-2の11位で終了。ままならんこのゲームは、と思いながら店舗予選に出るためにまた石川へ。日に日に危機感が高くなっていって気が気じゃない。
8月28日 店舗予選
この日はあっさり権利獲得、Top4中2人が権利持ちだったので運がよかった。
この時の心情は嬉しいというより安心が強かった。店舗予選すら抜けれず終わってしまったらどんなに自信を失うことになっていただろうか。
9月3日 Legacy Super Qualifier
先月のShowcaseから一切回さずに参加。大会が1つあるからといってレガシーを回すよりはパイオニアの方に重きを置こうと考えていた。
デッキの内容もほとんど変わっていない。
結果は7-1からのSE1戦目を勝って11月のチャンピオンズカップファイナルの権利を獲得。抜けた瞬間には声が出た。
ありがとうレガシー、MO。ここ最近はほとんどレガシーをやっていなかったが、レガシーに関してはかなり自信があった。
ミラーマッチでは負ける気がしなかったし、毎試合自分のプレイに感心しながら回していた、今なら冗談ではなく世界で1番デルバーが上手い自信がある。
振り返って
抜けることができて本当に良かった。初めて紙の予選を回ったがとても大変だった。いろんな場所を回ることや人と会う楽しみはあったものの、移動に時間と金がかかるし、1試合ごとにかかる疲労はオンラインの時とは比べ物にならない。学生にとっては大きな負担だった。
寝坊したり予選に参加した回数がそこまで多くないのに何を言っているのかと思われそうだが、今回の予選は本当に抜けたいと思っていた。今まで自分の中で納得いく結果を出すことができていなかったからだ。
今回もまた何も結果を得られず、PTやその予選にまた参加することができないことを想像すると怖かった。自分が前に進めていないようで嫌だった。PTに向けてまた頑張っていきたい。このゲームは苦しいけれどそこが面白い。
自分のこと
自分語りがしたいので書きます。
競技マジックをする理由は主に2つです。
一つ目は純粋にレベルの高い舞台に立ちたいということ。このゲームはめちゃくちゃ面白い、もっと上を目指したいしその過程も本当に楽しいです。
二つ目はちょっと汚い話ですが、マジックを通して自分を出していきたい、ということです。大きな大会で勝って称賛されることはもちろんですし、それ以上にこの気持ちを持っています。上手いプレイヤーでありたい、自分のことを知ってほしい、認められたい。配信を始めたのも自分のことを語りたいから、という側面が強いです。
悪い方向にいかない程度にこの欲を受け入れて発散していきたい。
あとは人との関わりが増えていくことも好きな要素と言えますね。
チャンピオンズカップファイナルに向けて調整グループとかも作りたいです、そのうち声をかけていくかもしれません。
書きたいことを書いたので終わります、これからも頑張っていくんで応援よろしくね。